1725年、探検家のシュヴァリエ・デ・マルシェにより原産地である西アフリカで発見された。デ・マルシェは現地の人々が食事の前にこの果物を採って噛んでいる事からミラクルフルーツの存在に気付いた。
この実を食べると、ミラクリン分子が舌の味蕾に結合し、次に食べた苦味や酸味のある食べ物(レモンやライムなど)および薬剤を甘く感じさせる。この効果は三十分から1時間程度持続する。ミラクリン自体は甘味料ではなく、感じる甘味は後続の食べ物に左右される。そんな奇跡の様なフルーツで食事の概念から未来の健康を変革出来るかもしれない。